こんにちは。れいじです。
UnityでARアプリを作る機会があったので、久しぶりにUnityとQCARを使いました。
1年前のエントリで
【Unity4】Unity4とXcode4.5の相性が最悪な件【Xcode4.5】 - モノクロタイム
【Unity4】QCARを使ったARアプリのビルドが通らない件【Xcode】 - モノクロタイム
というのがあったのですけれど、どちらもバージョンが上がって色々と解消されてるっぽいです。よかった!
いちいち端末の高さと幅を取得する変数を書き換えなきゃならんのはめんどくさいですし、フォーラムの方にもバグ報告がありましたからねぇ。
この記事を書いている時点でのQCAR最新版パッケージは2-5-8です。
使用しているUnity4のバージョンは4.5.1です。
さて、そのQCARですがパッケージの内容物が色々と変わっていますね。
私が1年前に使っていたものはテクスチャから3Dモデルから同梱されていたのですが、今は入っていないんですね。テクスチャもパッケージ読み込みの時にxmlでダウンロードするようになってるぽいです。
※ImageTargetでお馴染みの砂利の画像も一応ダウンロードでプロジェクトに組み込めるようにしているようですが、私の環境では上手く読み込めませんでした。なんでじゃー
ImageTargetが動くまでの変更点
1.ARCameraでターゲットとなる画像と含まれるフォルダを指定する
vuforiaではTargetManager(https://developer.vuforia.com)に画像を投げると特徴点を付けて返してくれます。
自分の好きな画像でImageTargetを使用する場合は、返してもらう時にUnitypackageにして返してもらうと導入が楽です。Import Package>Custom Packageでインポートしましょう。
特徴点をつけた画像は
Assets/Editor/QCAR/ImageTargetTexture/パッケージ名/
内に保存されています。
ARCameraのInspector内にあるData Set Load Behaviourで、使用する画像の入ったファイルを指定し、Activateにチェックを入れます。
2.ImageTargetを追加し、画像を指定する
Inspectorを以下のように指定します。
この時、ARCameraの方で、使用する画像が含まれるディレクトリがActivateされているかどうかを確認して下さい。
これで設定は終了です。
ImageTargetを認識し、表示したいオブジェクトをImageTargetプレハブの中に突っ込んでやれば、無事動作すると思います。
ファイルの場所もちょいちょいと変わってて少し手こずってしまいました。
いろいろいじってこんなんも作ってます。
これに関してはまた後日~