
前回の参加ログはこちらから。
今回の新刊
前回に引き続きハンドメイド本を頒布しました。
今回は非コーディングパートとコーディングパートの2つを一緒にした、総合的なクロスステッチ作品へのAI活用についての本を書きました。
※グッズはオフライン会場外ではBOOTHでしか購入できないのでBOOTHのURLを掲載しています。
本の前半ではChatGPTを使ったクロスステッチ図案の作成を試みるプロンプトや微調整のプロンプトなどを紹介しており、後半では前回の資材管理システムの内容を応用して作ったクロスステッチ図案作成サービス「CROSS」のCodex用開発ドキュメントの紹介やその設計方法について解説しています。




PR動画もあります
今回の新しい試み
本の中で紹介したイラストをすぐに刺繍できるクロスステッチキットを同時頒布しました。
クロスステッチ布
クロスステッチ針
刺繍枠
刺繍糸12色セット
刺繍図案(CROSSで作成)
上記6セットをひとまとめにして2000円でした。
うちのサークルの購入層はリピーターが9割、でもハンドメイドネタだけでは新規の獲得は難しい
設営終わりましたー!
— CANDY CHUPS Lab.@技術書典20け19 (@candychupslab) 2026年4月12日
今回はサークル出展者ラバーバンドもピンク!テーブルの上華やかすぎる🌸
け19でお待ちしております🙂↕️#技術書典 pic.twitter.com/JjQiXz78O2
スペースに寄ってくださった方とお話していて、うちのサークルは新しくスペースに寄ってくださる方よりも既刊を読んで新刊も欲しい!と思ってくださる方が圧倒的に多いことに気づきました。男女比はおおよそ1:1で、性差なく本を手にとっていただけています。
- 既刊をずっと買っていて、今回も楽しみに来てくださった方
- ソーイングをする奥様のために今回も新刊を買っていってくださった方
- 資材管理ツール本(技術書典19の新刊)の続きが気になって…という方
このようなお言葉もいただきました。
- 作品づくりにAIを活用しているのを始めて見た
- 技術書典でもハンドメイド本が出てくれるのは嬉しい
一方で、本のタイトルにハンドメイドという名前がついていることで「全くハンドメイドに興味のない人」の興味を惹きにくい傾向にあることもわかってきました。
たとえば前回の技術書典で頒布した「ハンドメイドの世界でもAIが使いたい!~ハンドメイド資材管理ツールを作ってみた!~」は、資材管理ツールという単語が入っていたのでハンドメイドに限らない趣味の道具や家財などの整理にも応用できそうということで購入していった方が多くいらっしゃいましたが、今回の新刊「ハンドメイドの世界でもAIが使いたい! Let’s Start Cross Stitch!」は技術に関する単語が一つもありませんでした。
技術書典にいらっしゃる一般参加者の方の多くはテクノロジーに興味があって会場にいらっしゃるので、ニッチを攻めるというよりは完全にリーチ方法を間違えてしまったという例になってしまいました。見本誌を手にとっていただければ十分技術誌として成立していることはご理解いただけるのですが、そもそもタイトルで技術誌であることがわからなければ興味が薄い人には見本誌も手にとっていただけないので反省材料にしたいと思います。
あとクロスステッチキットはだいたい相場での値段で出品しているのですが、
- ハンドメイドに興味のある方は刺繍枠とか刺繍針とか持ってる(でもたくさんあって困るものではない…)
- 刺繍糸も色番号がわかれば自力で買える
- 他の本も買いたい&予算の都合もあるのでその場で即決できない
チャレンジングな頒布グッズでした…なかなか厳しい。でもクロスステッチは楽しいのでぜひ手にとってやってみてほしいです。デジタルデトックスや精神統一ができるのでぜひ…!!
(↑これは売れないとガチの赤字のやつなのでぜひBOOTHで手にとっていただけると嬉しいです)
リピーターにはいつものCANDY CHUPS Lab.を提供しつつ、新しい出会いも増やすために
すでにCANDY CHUPS Lab.のことをご存知で、かつ既刊の雰囲気やネタ選びに対して好意的な印象がある方はおそらくCANDY CHUPS Lab.でしか読めない・出会えないネタや本に興味があって来てくださっているように感じています。
例えばフロントエンド本については今やハンズオン本よりも仕事や個人開発で使える小ネタ・テクニック本のほうがウケがいいですが、現在の私のスキルセットは「いかにAIコーディングで自分が欲しいものをしっかり設計・開発できるか」の方に特化しており、Webサイトの出面のインタラクションよりもWebサービスそのものの面白さ・ユニークさの設計について考えることのほうに興味があります。私が面白いと思っているものを他の人にも知ってほしいし、自分もやってみようと思ってもらえるきっかけになるのが技術書典という場だと思っているので、やっぱりみんなが興味のあることよりも自分の興味のあることを発信し続ける機会にしていきたいです。
ただし本という形として発信し続けていく以上赤字になるかならないかのところギリギリを攻めていくわけにはいかないので、どうにか新規層を取り込めるようなネタづくりもしていかないといけないとも感じています。(スペースにいらっしゃったmhidakaさんにもえーっフルカラーでこの値段大丈夫?足出てない?と心配されましたwまだまだ大丈夫です!)
すでに秋の技術書典21に関する情報も出ていますので、次はこのようなネタを考えています。
- キャラクターぬいぐるみ(通称ぬい)× AI ※ただし一次創作キャラクターに限る
- ビーズ刺しゅう×AI
- シール×AI
やりたいことがいっぱいだ!でもシールって11月まで熱量続くかな…
サークル配置とマナーについて
📚️今週末は #技術書典 20!📚️
— CANDY CHUPS Lab.@技術書典20け19 (@candychupslab) 2026年4月9日
いよいよ4/11(土)から技術書典20が始まります! 翌日4/12(日)は池袋でオフラインイベントも開催されますよ🌸
CANDY CHUPS Labは「け19」でお待ちしております。会場手前にも素晴らしいサークルさんいっぱいいるけど中の方にも来てね!
取り扱う本のジャンル↓… pic.twitter.com/MMERCFSDAg
今回私が配置されたのはけ19で、趣味実用サークルの並ぶ島でした。本の内容としてはこれまでも今回もゴリゴリのAI活用の内容を書いているので、AI関連島に配置されていれば人の入り方も色々違った気もしています。
しかし新刊の内容が決まるタイミングとサークル配置が決まるタイミングは後者のほうが後であるため、サークル応募時の単語から趣味実用ワードがたくさん抽出されてしまったための配置だと思うので、次回の応募では少し配置が変わるように考えてみたいです。
また技術書典がコロナ禍以前の勢いを取り戻していくにつれ、サークル参加者としての規範を守らない・守れない方も今回多く感じました。過去にも大声での呼び込みや景表法に抵触しそうなワードを使用して購入を促すなどの行為についてコメントをしたことがありますが、今回も似たような話です。
サークル参加初心者であるならばぜひ規約は読んでほしいですし、他のイベントではOKなことでも技術書典ではだめなこともあります。大事にしたいわけではないのでブログでは詳細には言及しませんが自分の作ったものをアピールしたいあまり周囲への配慮に欠ける行動はしないようにしなければいけません。
会場における禁止事項
自己のスペース(出展ブース)以外での活動(技術書の頒布を目的に参加ください)
自己のスペース以外でのビラやチラシの配布、運営事務局が営業と判断するもの
自己のスペース以外での荷物・頒布物に限らない占拠(自己のスペース内をご利用ください)
その他、運営事務局・スタッフの判断で危険・問題があると判断したもの
https://techbookfest.org/event/tbf20#requirements
終わりに
今回は記念すべき20回目の技術書典ということで、運営のmhidakaさんに改めて会場でご挨拶ができて本当によかったです。半年に一回現行をする時期があるということで新しいことを学ぼう・紹介しようというモチベーションにもつながっていますし、定期的に本を出したぞ!という達成感も得られて生活にメリハリが出ています。もう8年くらい継続して新刊を出せているのでもはや人生の一部になりつつあります。それくらい技術書典は面白いイベントですし、これからも参加を続けていきたいイベントのひとつでもあります。
一方で、コミケやその他の技術書即売会にも参加して新しい出会いの場も広げていきたいと感じています、技術書典を新刊の区切りとしつつ、その他の技術書即売会にも顔を出してCANDY CHUPS Labの活動の幅を広げていきたいです。そのためにはどんな技術書即売会があって、私の書いている本を並べてもよさそうなイベントを選んで…というフェーズが必要になりますが…。関東圏内なら参加できそうなので情報提供いただけると嬉しいです。
引き続き商業誌チャレンジも続けていきたいですが、昨今はAI活用に関する風当たりが強すぎる(特に画像系も含むため)こと、AIについては流れが早すぎて本になる頃には陳腐化しているなどのデメリットが多いです。商業誌というよりは同人誌としてゆるくやっていくのがいいのかもしれません…。
でもAI利活用の場としてのハンドメイドはかなりレッドオーシャンだと思うので興味のある出版社とマッチングできたら幸せだなとも思います。本書きたい!商業誌やりたい!
とにかく、オフライン会場でスペースにお越しいただいた方々ありがとうございました!また次回の技術書典21でお会いできたら幸いです。
オフライン会場で購入できなかった方はオンラインマーケット、BOOTHでぜひ購入いただけると嬉しいです!
おまけ:表紙絵について
ハンドメイド本の表紙はAI生成イラストではなく毎回自分で描いているのですが、今回かわいい、上手いと言われることが多かったです。すごくうれしいです!
私は普段から絵を描いているわけではなく、カラーイラストは技術書典のためだけに描く程度なのですがきちんと絵の勉強をしようと思って以下の本を買いました。この本のおかげでこれくらい描けるようになりました。おすすめです!








