モノクロタイム

I'm from the future!

負けず嫌い

こんばんは、れいじです。

夜中です。ねむたい!

 

自分の性格について考える機会があったので。

私は極度の負けず嫌いなのですが、最近は発揮していません。

一番負けず嫌いが表れた場面っていつだろーと考えてみたら、高校時代に当てはまった。

 

中学まではそんなに勉強できる方ではなくて、数学で赤点とかザラでした。

あ、でも技術と家庭科だけはすごく成績よかったです。まあでも受験教科ではなかったから、5教科がんばれよって先生に言われてた気がする。

それが高校に入ってから、これじゃ駄目だ、勉強しようと思うようになりました。

というのも、志望していた公立高校に落ちて、私立の高校に通うことになったためで。

悔しくて悔しくて、高い授業料を払わせるのが申し訳なくて、入学に関する書類を書いているときに、

「高校を出る時は彼らと同じレベルかそれ以上の大学に行く」

と目標を立て、高校に入学しました。この目標を完遂するためだけに高校に行ったので、後にも先にも高校生活がメインだと思うことはないと思います。

 

私の通っていた高校のコースは、所謂特進コースと就職コースの間に位置する普通コースで、公立高校に入れなかった人の集まりです。

そこそこの頭を持った生徒と、そこそこの教師がいる高校でした。

 

ところで私は目にとあるコンプレックスがあるのですが、コレに関しては小さい頃から言われ続けてるんで敏感なわけです。

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コンプレックスって、何もわからない子どもが地雷を踏むと思ってるでしょ。

圧倒的に大人が多いんですよ。意味がわからないと思って、わざわざご丁寧に言葉を変えて、何処を向いているんだ、とか、気持ち悪い、とかって言うんですよ。私の周りだけかもしれませんが。

ですから、私は大学に入るまで大人が大嫌いでしたし、今でも人の目を見て話すことが苦手です。

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入学して数日経ったある時、とある先生に

「お前はいつも何処を見ているんだ。先生の話を聞く時はこっちを見ろ!」

と怒られました。いつもなら我慢できるのですが、あまりにも直接過ぎて完全にプッツンしてしまって怒った最中のことはよく覚えてないです。先生は半泣きだったと思う。これが全ての始まり。

 

さすがに高校生ともなると言っていいことと悪いことの分別はつくので、同級生からコンプレックスの指摘をされることはなかったのですが、進学率と学校の評判を上げることにしか興味のない先生たちにはコンプレックス、外見のことをちくちく言われ続けました。(あ、いい先生も居ましたよ、勿論。数は少ないけど)

 

泣き寝入りに入る可能性もあったのですが、「行きたい高校にも行けなかったし程度の低い嫌味をグズグズ言われるしなんだこの学校ゎ」という怒りの方が強かったです。通過点に過ぎない環境のせいで目標を諦める訳にはいきませんからね。

 

さて、快適な高校生ライフを送るためにそのよく回る口をどうやって塞いでやろうかと考えた結果がやっぱり勉強でした。

理由は特進コースに所属する生徒は余り小言を言われないようで、「ああ勉強できりゃ何も言わないのかー」という単純な考えから。そういう校風ってあまり良くないと思うんですけど…。

成績を上げてその口を閉じさせるため、朝は一番乗りで学校へ行き、20時過ぎまでPC室で勉強をして帰り、ご飯と風呂を済ませた後深夜まで勉強をして、朝イチで学校に行って…という日々を続けました。

この時はWRO(ロボコン)がいい息抜きになってました。

これがなければ3年間この生活を続けることは出来なかったと思います。

結果、ぐちぐちと小言を並べ立てていた口には見事にチャックをすることが出来ました。今思えばこの反骨精神が無ければこの大学受かってなかったと思います。

小言勢一同はというと、大学合格が決まった時に手のひらを返して恩師ヅラをする人、バツが悪そうに関わるのを放棄する人の2組に分かれました。特に前者の滑稽さといったらなかったですね。

 

大学生となった今では、「誰かに打ち勝つ為、または黙らせる為に」勉強をしたことはありません。だって、そうやって学んだことが身につくはずがないから。

高校のアレは目標突破のための勉強だったのでそれでも良かったんでしょうけど、大学は違います。確かに大学を出た先の目標はあるけど、少なくともそのやり方で今回の目標を達成できるわけがないという事がわかっている。

その分気分が楽です。少なくとも大学構内では誰かと争う必要もないし、自分の好きな分野の講義を取って勉強できるし。いろんな人が居るから前ほどコンプレックスに対しても気を使わなくていいし。

何より、もうあの時の”負けず嫌い”を維持できる体力とモチベーションがないし、相手がいないです。常に誰かにガルガルしながら生活するのは疲れます、ホント。

ここ3年は比較的心穏やかに過ごせています。飛行機に乗り遅れるくらいに。

推薦書レポには負けず嫌いっぽいことをさらっと書きましたけど、その大元にはこんなエピソードがあったなっていう。

今思い返すとただプライドの高いウザい生徒にしか見えないところがなんともアレですがw今はちゃんと目上の人に敬語も使いますし、尊敬できる人もできましたので、礼儀に欠けた行動はしてないです、多分…。