モノクロタイム

I'm from the future!

【vvvv】FiducialTrackerでマーカー同士の距離を測るやつ

こんにちは,れいじです.

今回はちょっとしたメモ書き的な感じで.

vvvvではもちろんAR的なプログラムも簡単に作ることが出来ます.

その中でも比較的簡単に使えるマーカーはARToolKitが提供する元祖ARマーカーとFiducialTrackerです.

FiducialTrackerはマーカーがオシャレで好きです.VJCardboardでも使用しました.

FiducialTracker (FreeFrame DShow9) | vvvv

reiji1020.hatenablog.com

vvvvでのFiducialTrackerは非常に有能で,何もしなくてもRenderer上のマーカーの中心座標を取る事が出来ます.

勿論複数のマーカーのトラッキングにも対応しているので,中心座標の差を取ればマーカー同士の距離を取ることが出来ます.

あ,もちろん厳密な距離を取るのであれば多少の計算は必要です.とりあえず簡単な距離が取れればいい人向け.

パッチはこんな感じ.

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今回は2つのマーカーの距離を取るため,GetSliceを2つ配置してそれぞれindex0,index1の値を持ってくるようにしています.

このGetSliceでは各マーカーの中心座標のうちX座標を取り出しています,Y軸の差を取りたい場合は隣のピンに接続するとよいです.

indexを指定すれば欲しい値を持ってきてくれます(指定したindexが見つからない場合は最大indexの値を持ってきます)

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画面左下に数値が出ます.

他にも何個かTips的なのが続きます.もし使えそうなのがありましたら自由に使ってください.

ではでは~

【vvvv】マウスオーバーでフワッと動かす

こんにちは,れいじです.

めちゃめちゃ久しぶりにブログ書く気がする…

この前行ったvvvvオフ会の参加レポも後々あげたいですね.

さて,今回はTips的なパッチです.

体験型アートに無くてはならない,所謂「マウスオーバー(タッチ)でCGを変化させるアレ」です.

パッチはこんな感じ.

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Switchノードが複数ありますが,使っているのはColor,Value,Stringのみです.全て表示の切り替えに使用します.

マウスオーバーはHittestというノードを使用すると簡単に実装できます.パッチで使用しているのはHitTest(2DCircle).

切り替え時にDamperを挟むとヌルっと動いてくれるので気持ちいいです.Damperに関してはパラメータいじってません.

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ヌルッ

参考にしたのはこことHitTestのヘルプパッチです.

discourse.vvvv.org

vvvvは当たり判定なんかも割と簡単に実装出来ていいですね.

ハッカソンでvvvv使ってあれこれしたいなーなー

ではでは!

TouchDesigner Beginners workshop vol.001に参加しました

こんにちは,れいじです.

社会人初の勉強会に行ってきました.

http://peatix.com/event/261318/viewpeatix.com

vvvv派じゃなかったのかよ!と突っ込みが来そうですが笑

元々気になっていて,Macにインストールはしたものの放置していたままだったことと,会場がアクセス良好だったことを気に参加.

TouchDesignerの公式ページはこちら

Derivative |

べんきょうしたこと

ビギナー向けのイベントだったので,基本的な操作方法と代表的なノードの紹介.

vvvvがHLSLやVLなどでシェーダを書いたりパッチを書いたりできるのに対し,TDはPythonでノードを書くことが出来ます.

独自ノードを作るなら,TDの方が学習コストは低そう(個人的な感想)

つくったもの

フィルタ芸人なのでEdgeを使ってコソコソしてました.

マイクから音声を入力するノード(Audio Device Inだったかな)を使うとTDがクラッシュして落ちるという悲劇に見舞われたため,外部入力を上手く使いこなせず終了.悲しみ・・・

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作業画面はこんな感じになりました.

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vvvvだと.exeを実行した後にメニューも何も無いまっさらな画面が出てきて,操作も独特だし何やねんコレ・・・みたいな事になりがちなんですが,TDはUnityみたいにメニューやGUIなどが配置されていて,何をすればわからない,的なことにはなりにくいです.個人的にはPythonでゴリゴリ拡張していけるのも素晴らしいと思ってます.やはり学習コストが低いのが強み.

OSC通信を使用したアプリとの連携やMIDIコンなどの外部接続ハードウェアに対して親和性が高いのは最近のマルチメディア用プログラミング言語界隈だとスタンダードになってますね.あ,TDだとUnityとの接続がすごく簡単に済むらしいです.

ちょうど今AmazonでTD関連の書籍を探してみたんですが,日本語の本って無いんですね.今回のイベントに参加されてる方々を見ると,勉強したい(使ってみたい)と考えてる方が結構居そうだったので,これから関連書籍・情報が増えてくるといいなあ.

ではでは〜

DirectX11の勉強をはじめました

こんにちは、れいじです.

大学院から解放されたを卒業し,都内でエンジニアやってます.

最近は初任給を手に入れ,Nintendo Switchを買い,日々レインボーロードを滑走しています.

[asin:B01N5QLLT3:detail]

ということで,このような本を買ってDX11の勉強をしてみることにしました.

[asin:4777518949:detail]

※vvvookにもシェーダの書き方について軽く触れられているので,まずはそちらを読まれるとよいかと思います.

ピクセルシェーダをちょっと書いてみて,作ったのがこちら.

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vvvv公式サイトのヘッダにも登録しました.もしかしたらあなたがアクセスしたときに表示されるかもしれませんね!

ピクセルシェーダはぼちぼち書いていますが,頂点シェーダについてはまだまだ勉強不足なので,本を読みつつコーディングしていこうと思います.

ではでは~