モノクロタイム

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【vvvv】vvvv50betaがリリースされたのでVLを使ってみる

こんにちは,れいじです.

今朝Twitterを見るとvvvv50betaがリリースされたというニュースが流れてきました.

今回のアップデートで目玉となっているのはプラグイン作成用ツール「VL」の提供です.これまで自作ノードを作成すると言えばC#でコーディングをする必要がありました.VLはvvvvと同じくビジュアルプログラミング言語(≒ツール)であり,vvvvでパッチを作成するような使い心地でプラグインを作成することが出来ます.

vvvv.org

上記URLにVLの使い方やプラグインの作り方が掲載されています.

簡単なプラグインを作ってみる

数値(Value)を出力するノードが一番簡単そうだったので,「シグモイド関数」を作ってみました.

シグモイド関数とは活性化関数の一種で,以下の数式で表されます.

{ \displaystyle \varsigma_a (x) = \frac{1}{1+e^{- a x}} = \frac{ \tanh(a x / 2) + 1 }{ 2 }}

入力された値がどれだけ大きくても-1~1の間で連続的に変化する数値に変換できる関数です.0のとき0.5を取ります.

シグモイド関数 - Wikipedia

で,こちらをVLで作ってみたのがこちら.

f:id:yomoyamareiji:20161221224606j:plain

てっぺんにあるValueが入力値になります.シグモイド関数は入力値を1つしか持たないので,複数の入力ピンは作っていません.

そして一番下にあるResultが出力値になります.

Valueで得た入力値を出発点として,様々な計算ノードを使用して数値を加工し永田目的地であるResultまで繋ぎ自作のノードを作ることができる,といった感じです.

-2のとき

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0のとき

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3のとき

f:id:yomoyamareiji:20161221225304j:plain

こんな感じ.

vvvvでは既存ノードでの実装が難しかった(?)forループやif条件文に関するノードも使用できるみたいですね.

それとVLとは関係がないですが,50から外部ツールを使用しなくてもgifの書き出しが可能になったみたいです.

vvvv.org

Twitterやブログに乗せるgifの作成が捗ります!

ではでは~

【vvvv】KommuniKatorを使って作品のスクショをアップロードした

この記事はvvvv AdventCalender 20日目の記事です。

qiita.com

AquaLampさんにお誘いいただきました。ありがとうございました!

こんにちは,れいじです.

vvvvの公式ページのアカウントは前から持っていましたが,あまり有効活用していませんでした.

vvvv.org

vvvvのアカウントを作ると,主に以下のようなことができます.

  • 公式フォーラムでのスレッド作成

  • Wikiページの作成:用語の説明やノードの説明に関するページが作れます.英語のページを和訳して投稿されている方もいます

  • ブログ投稿:作った作品や映像などを共有できます

今回,この3つめのブログ投稿をやってみました.

vvvvの投稿ツール「Kommunikator」

vvvvでは,スクリーンショットを取りたいウィンドウをアクティブにした状態でctrl+2を押すと,ウィンドウの枠を消した状態のスクリーンショットを撮影することができます.

同様に,ctrl+3を押すとKommunikatorというvvvvのブログ投稿用ツールが立ち上がります.

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こんな感じ.

ブログのタイトル,本文を書くスペースがあり,投稿するアカウントのIDとパスワードを入力する部分があります.いたってシンプルな作りです.

そして画面真ん中にあるのがスクリーンショットですね.

スクリーンショットのサイズが大きいと,トップページのヘッダ画像として使用できます.(「☑use image as header」にチェックを入れます)

uploadボタンを押すと,投稿完了.

vvvv.org

こんな感じで投稿ができました.

ちなみにヘッダ画像として採用されたときのイメージはこんな感じ.

f:id:yomoyamareiji:20161220233355j:plain

イイ感じになりました.

ヘッダ画像はユーザーからアップロードされた画像の中からランダムで採用されているようなので,この記事を見ている方もこのヘッダ画像を見ることがあるかもしれません!

割と簡単にアップロードできるので,是非ためしてみてくださいね.

ではでは~

【Microsoft Azure Advent Calendar 9日目】Web開発初心者や学生にオススメしたい!Azureはいいぞ

この記事はMicrosoft Azure Advent Calendarの9日目の記事です.

qiita.com

こんにちは,れいじです.

私は日頃から,というかWebページを作るときはAzureを利用しています.

この記事では,Web開発を始めてみたいビギナーの方や学生の方を対象にした「Azureはいいぞ」な所を紹介していこうと思います.

Azureはいいぞ

Azureとは何ぞや,という事については恐らくほかの方々が丁寧に解説されていると思いますので,簡単に説明をさせていただきます.

AzureとはMicrosoft社が提供するクラウドプラットフォームです.通常,自分の作ったWebサービスやブログをWeb上で公開したい!と思ったらWebサーバを用意し,OSをインストールし…と様々な前準備がいるものです.しかしAzureでは簡単なWebページから大規模Webサービスを構築するための基本的な環境をまるっと提供しており,誰もが簡単にWebサービス(ページ)を公開できます.

よく似たサービスとしてAWSさくらのクラウドがありますが,こちらはサーバーの構成要素(CPUとかストレージとか)を貸し出してくれます.貸し出しを受けたサーバーには,利用者がOSやミドルウェアを自由にインストールすることが出来ます.サーバーの使用用途の自由度は上がりますが,セキュリティパッチなどを自分であてたり,ミドルウェアの更新を自分で行わなければなりません.(IaaSといいます)

これに比べAzureは,ミドルウェアやOSを利用者が選択することはできませんが(使用用途に応じてMicrosoft側がOSやミドルウェアを選択して管理する),とりあえずWebサービスを公開したい,ホームページを作ってみたいという利用者にとっては面倒なサーバー管理の必要がなく,とてもおすすめできるサービスとなっております.(PaaSといいます)

選べるデプロイツール

Webページを公開するためには,Azure上にhtmlファイルやcssファイルなどのサイトを構成するファイルをアップロードしなければいけません.

大学の授業やホームページ作成の教科書などを見ると,FTPなどのファイル転送プロトコルを使用してサーバー上にファイルをアップロードしてます.

もちろんAzureもFTPでファイルをアップロードすることができますが,他にも多くのアップロード方法に対応しています!

昔はVisual Studioで頑張ってデプロイしていたこともありましたが,慣れるとGitHubやbitbucketなどのソースコード管理サービスを利用したデプロイ方法が便利です.

ソースコード管理システム?そんなの知らないよ!FTP転送なんていうのもよくわからない!という方にオススメなのがOnedriveやdropboxを利用したデプロイです.

FTPだとファイルを更新するたびにAzureへ送らなければいけませんが,クラウドストレージサービスを利用していると,指定フォルダの中のファイルを更新するだけでWeb上にもきちんと反映してくれます.この辺りに関しては以前に記事を書いておりますので,こちらをどうぞ.

reiji1020.hatenablog.com

お試し利用も可能

いざAzureを利用しようとしたときに気になるのはお値段ですね.はっきり言って構成によってはIaaSよりも値段が高くなることがあります.使い心地もよくわかってないのにいきなり高額のお金を出すのはちょっと…と悩みますよね.

Azureではより高度な処理を実現できる有償プランの他に無償で利用できるリソースがあり,無償枠の範囲内であれば初期費用0円で使い倒すことが出来ます.

azure.microsoft.com

しかも20500円のクレジット付き.

無償で提供されるリソースは簡単なWebページを公開するくらいであれば十分事足りるくらいの量です.ビュー数の多いWebサービスの構築には少し物足りないかな?といったくらいでしょうか.

個人がWeb開発の勉強をする用途としてはまさにうってつけのサービスだと思います.

つくったもの

折角なので私がAzureを使用して公開している簡単なWebページを紹介しておこうと思います.

http://vj-cardboard.azurewebsites.net/

http://candychupslab.azurewebsites.net/index.html

おわりに

HTMLやJSの勉強はあらかたしてしまったな~と感じている方,これを機会にAzureでWebページを作成・公開してみませんか?

ではでは~

【LT Advent Calendar 5日目】たのしいLT

この記事は LT Advent Calendar 5日目の記事です.

www.adventar.org

こんにちは,れいじです.

気付けばもうアドベントカレンダーの時期ですね.今年も色んなカレンダーが出揃っていて,今から読むのが楽しみです.

これまでは技術系のアドベントカレンダーにお邪魔していたのですが,今年はちょっと違うことを書いてみたいなーと思い,こちらのアドベントカレンダーに参加させていただきました.LT経験としましては大体5年くらいです.現在M2ですが,B1の頃からコンスタントに続けてきました.最近は勉強会に参加できてないので1年に数回喋るくらいです.

この記事ではLTやり始め~LTやっててよかったこと~心がけていることをザザーッと書き連ねていきたいと思います.

LTをはじめたきっかけとその頃の状況

私が初めてLTをやったのはB1の頃です.学外のIT勉強会に参加して,「じゃあ次喋ってもらうから」みたいな事を言われてやったのがきっかけだったと思います.その頃はLTって何やねん状態でしたし,LTするためにネタを探してるような有様でした.最近はネタがあるのでLTの場を探しています

その頃は今よりも喋りが下手だったのでもう8割方何言ってるかわからないようなことをダラダラ喋ってました.スライドの作りもひどいもんです.喋りが下手だと「ア~~もうダメ喋るのつらいわ~~」という感情に頻繁に悩まされるのですが,なんだかんだでLTをつづけてきたのは,喋るのは下手でも喋る事自体は嫌いではなかったからだと思います.

たのしいLT

現時点でLT歴は5年になりますが,個人的にLTをやっててよかったこと・得られたものを挙げていきたいと思います.

  • 人前で喋ることに慣れる:卒論発表や学会発表の場でガチガチにならなくなりました.卒論発表なんてLT4回分やろ?イケるイケる!って思うくらいには気持ちが軽かったです.

  • 自分自身に興味をもってくれる:懇親会などで喋る人が圧倒的に増えます.同じツールやライブラリを使っている人が面白い情報を教えてくれたり,有用Tipsを教えてくれたりしました.

  • 布教できる:LTでは参加者が使ってなさそうなツールや技術を紹介することが多いのですが,「それオレも使ってみるわ~~」と言われることがあります.メッチャうれしいです.

  • 友人が増える:2つめの「自分自身に興味をもってくれる」に少し共通するのですが,大学に籠っているばかりでは恐らくできなかったであろう友人ができました.私の場合は一緒にラーメンを食べに行ったり,パスタを食べに行ったり,芋を焼いて食べたりする友人ができました.食べてばっかりとか言わない!

  • 情報を纏めることが上手くなる:LTは大体5分で完結する短いプレゼンです.限られた時間の中で喋りきれるように,内容を削りに削って,なおかつ聴衆にわかりやすいように・或いはインパクトが残るようにすることが大切です.ゼミや就活における面接などでも「それ簡単に説明してくんない?」と言われることが多かったのですが,このスキルはかなり役に立ちました.

LTに挑戦しよう

このようにLTはメリットが多い(個人の感想)ので,みなさんも是非LTやりましょう.

といってもどんなネタを喋ればいいのか・どのように喋ればいいのか等疑問は尽きないと思いますので私自身の考えを以下に示しておきたいと思います.

自分の得意な(好きな)技術を語ろう

LTのためにネタを探す人がたまにいますが,ネタ探しの前に自分の好きな技術,或いは得意な技術について語ってみませんか?

「人に喋れるほどレベル高くないし…」「誰でも知ってることかもしれないし…」私はそれでもいいと思ってます.

「○○やりたいなーと思って××勉強し始めてみました」「こんなかんじのことやりたいなーと思ってこんな感じのコード書いてます」「この言語ってこういう書き方出来るんですね!すごい便利だと思いました」「んで今△△の処理で詰んでます,アドバイス待ってます(笑)」

これで「××勉強してる人」っていうラベルが出来ました!もしその技術について詳しい人が居た場合懇親会などで教えてくれる可能性も大です.

喋ることを楽しもう

折角自分の興味のある事・好きなものについて発表する為にスライドを作ったのですから,楽しく喋りましょう!そして表情筋はできるだけ柔らかくいきましょう.私もニヤニヤしながらしゃべってます.表情がニヤニヤにこやかだと「アッこのひとこの技術(もの)がメッチャ好きなんだな~~~!」と伝わります.

喋ることに慣れないうちは難しいかもしれませんが,回数をこなしていくうちに表情に余裕が出てくるようになります.

おわりに

この記事を読んで,少しでもLTがしてみたいな~~~という気持ちになってくれたなら嬉しいです.

このアドベントカレンダーでは色んな人がLTの良さについて様々な方向から語っていますので,是非ほかの方の記事も読んでくださいね.

ではでは~