モノクロタイム

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RaspberryPi ZeroをAPIサーバにして遊んでみる

こんにちは,れいじです.

RaspberryPi Zeroを買ったまま持て余していたので,APIサーバにして遊んでみました.

※ちなみにデコってます.かわいい

セットアップする

ラズパイゼロのセットアップに関してはインターネットに山のように情報があるので割愛します. あ,ラズパイゼロ買うならスターターキット買ったほうが絶対楽です.すでにケーブルなりSDカードなり持て余している方は別ですが,私みたいな初心者勢はスターターキット買ったほうがいいです.必要なコネクタとか全部揃ってるし.

今回はラズパイ上でNode.js+Expressを動かし,REST APIを作ります.使用するOSはRaspbian.

nodeのアップデートをする

使用するパッケージの都合上,すでにインストールされているnodeよりもバージョンをあげる必要があります. ここではnodeのバージョン管理ツールnを使用してみます.

# nのインストール
$ npm install -g n

# stable版にアップグレード
$ n stable
$ node -v  
10.4.1 # 2018/06/20時点

#yarnのインストール
$ npm install -g yarn

これで実行環境の準備は完了です.

RESTAPIを作る

プロジェクトを用意しています.README.mdに沿って準備すればだれでも使えるはず. 3時間くらいで作ったコードなのでものすごい雑です.多分近いうちに座標とかをリクエストパラメータとして受け付けられるようにします.

github.com

※ YORPのappIDについては公式ドキュメントをどうぞ

Yahoo!デベロッパーネットワークヘルプ

あ,nodeやexpressに関してはこの辺りをどうぞ.

qiita.com

ラズパイでgit cloneしてyarnするだけで必要なライブラリが入ってくれます.便利.

appIdを.envで環境変数に登録して,yarn startします.このときラズパイ上で動作確認するときはhttp://localhost/weather/getWeatherにGetメソッドでリクエストを投げると今後1時間の降水予測が返ってきます.

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<YDF xmlns="http://olp.yahooapis.jp/ydf/1.0" firstResultPosition="1" totalResultsAvailable="1" totalResultsReturned="1">
    <ResultInfo>
        <Count>1</Count>
        <Total>1</Total>
        <Start>1</Start>
        <Status>200</Status>
        <Latency>0.002441</Latency>
        <Description></Description>
        <Copyright>(C) Yahoo Japan Corporation.</Copyright>
    </ResultInfo>
    <Feature>
        <Id>201806192350_0_35.663613</Id>
        <Name>地点(0,35.663613)の2018年06月19日 23時50分から60分間の天気情報</Name>
        <Geometry>
            <Type>point</Type>
            <Coordinates>0,35.663613</Coordinates>
        </Geometry>
        <Property>
                    <WeatherAreaCode >
            <WeatherList>
                <Weather>
                    <Type>observation</Type>
                    <Date>201806192350</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200000</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200010</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200020</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200030</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200040</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
                <Weather>
                    <Type>forecast</Type>
                    <Date>201806200050</Date>
                    <Rainfall >
                </Weather>
            </WeatherList>
        </Property>
    </Feature>
</YDF>

さらにラズパイがネットワークに繋がっていれば,IPアドレスを使用してのアクセスも可能です.

f:id:yomoyamareiji:20180620003116p:plain

この次はvvvvからラズパイにアクセスをして,インタラクティブなお天気デジタルサイネージを作ってみようかなーと思っています.

vvvvからHTTPGETを投げるのはめちゃくちゃ簡単なので,APIサーバを自作できれば色々な団体(企業)が公開しているデータを使用してリアルタイムなメディアアートを作ることができますね. ではでは~

[asin:4822256022:detail]