モノクロタイム

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Gitbookで学生向け講座の資料を作った話

こんにちは,れいじです.

学部2年生向けにUnityを使用したARアプリを作る講座をしています.
その際の資料をGitbookで作成しているのですが,意外と使い勝手が良くてびっくりしました.

GitBookとは何か


GitBook - Where software teams break knowledge silos.
簡単に言うと,Markdownで書ける電子書籍です.
Markdownで書いて,html,epub,mobi,pdfにパブリッシュすることが出来ます.超便利.

実は以前にもGitbookに関する記事はちょろっと書いていて↓

gitbookっていうの使ってみてる - モノクロタイム
今回は公開まですることができました.

本当は公開する予定はなかったのですが,html形式でパブリッシュするにはGitBook上に公開しなければいけないみたいだったので,しぶしぶ公開にしました.

GitBookの使い方

GitBookを作るのに使えるエディタが公式サイトからダウンロード出来ます.

GitBook Editor を使ってみた - I/O BLOG;
エディタの使い方はこの辺を参考に…

パブリッシュの仕方について

  1. GitBookにログイン
  2. マイページの右上にある「+Create a new book」をクリック
  3. カテゴリをBasic,Science,Exercises,Quizzesの4つから1つ選んで,Bookのタイトルを付けます.
  4. Show more Optionで公開・非公開が選べ,また有料で公開するか無料で公開するかが選べます.
  5. Bookを生成できたら,えんぴつ型のイラストの「Edit book」をクリックすることでWeb上でBookを編集することが出来ます.githubやbitbucketなどのリポジトリを登録すれば,バージョン管理を行うことも出来ます.
  6. 右上の「View your book」をクリックすると,Bookが公開されているページを見ることが出来ます.このページでは,BookをHTML形式で見るか,epub,mobi,pdfでダウンロードすることができます.

GitBookの良かった点

  1. 誤字脱字をWeb上で訂正することが出来る
  2. バージョン管理をGitで出来る(というか中身をリモートリポジトリに置いてないと公開できない)
  3. オンライン上で見ることができるので配布する資料が必要ない
  4. 履修者が必要に応じてpdfなりepubなりでダウンロードして端末で閲覧できる

※最初は自分があらかじめhtmlでパブリッシュしておいたものを配っていたのですが,誤字脱字内容の不備が存在していたのでオンライン上のものを開いて見るように指示をしました.

Gitbookの悪かった点

  1. 日本語に弱い

これは仕方ないと思いますが…ちょっと前のエディタだと,チャプター名に日本語を付けるとバグが発生して中身が消えるというとんでもない問題が存在しました.現在は改善されて使いやすい仕様になっています.

始めて使いましたが,Gitbookはかなりイイツールです.Book自体を非公開にして,Markdownで書いてあるメモなんかをまとめておくのにもよさそうです.

最後に私が講義で使っている資料の宣伝を…
http://reiji1020.gitbooks.io/ar-lecture-of-unity/

無料で公開しています.

ではでは~

2015年11月11日追記

現在の仕様に合わせた記事を書きました.こちらも参照ください.

reiji1020.hatenablog.com

追記ここまで