こちらの記事は「vvvv Advent Calendar 2018」の19日目の記事です
こんにちは,れいじです.
2018年は割とvvvvをあれこれやってた年でして,具体的には本書いてました(Not 商業誌)
2017年末にHackDay 10th Aniv.で受賞→YJTC2018でShakeを支える技術という本を無料配布していたので,これを皮切りに執筆やり始めたっていう流れです.
詳しくはこちら↓ reiji1020.hatenablog.com
書いたもの
vvvvでCGプログラミングやってみる本ービジュアルプログラミングことはじめー
4月に行われた技術書典4でこちらを頒布しました.
https://gyaopan.booth.pm/items/824607gyaopan.booth.pm
vvvvのハンズオン本です.そもそもvvvv知らないっていう人から若干知ってる~くらいの人まで多くの方に手に取っていただきました.
頒布時点で最新バージョンのvvvvのインストール~vvvvでのビジュアルプログラミングを行うための基本的なところ~実際にCGを作ってみる部分までを解説しています.
私のブースで立ち止まってくれる方はどの方もオシャレというか,「あっクリエイターさんかな?」って感じで割と同業っぽい感じがすぐわかる方が多かった気がします.
冊子版は完売してしまって再販の予定がないのですが,電子版はBoothにてワンコインで買うことができます.
vvvvでCGプログラミングやってみる本ーSpreadをマスターしてステップアップ!ー
2冊目は10月に行われた技術書典5で頒布しました.
こちらはvvvvのインストール~Spread周りを中心に解説,実際にCGを作る部分を通して本格的なパッチングに挑戦するための本でした.
ステップアップと題したこともあり,もともとvvvvについて少し知っている方向けに書いていますが初心者でも大丈夫です(大丈夫な感じに書いたつもりでした…!)
比較的新しいvvvv(vvvv50系以降)ではSpreadの種類が増え,様々なSpreadを簡単に作ることができるようになりました.これらの使用方法や実際のCGでの活用方法などを1冊にまとめた本でした.
こちらは冊子版・電子版ともにBoothより通販が可能です.
vvvvでCGプログラミングやってみる本ーマイクやKinectを使ってみよう!ー
こちら3冊目ですが,同じく10月に行われた技術書典5で頒布しました.
こちらは実際に外部接続機器を使用してCGを作ってみるTipsの詰め合わせ本になります.
余談ですが1冊目がグレースケール印刷だったのに対し,2冊目と3冊目はフルカラー印刷です.
USBカメラの他,MIDIキーボードの扱い方についても記述しています.
こちらも冊子版・電子版ともにBoothで通販を行っています.
vvvv本は反響があったか
正直ハンズオン本はかなり売れましたが,その後のステップアップ本まで進んでくれる方はまだまだ少ないです.
そろそろ「vvvvをはじめるための動機付け」が必要なのかなーと思っています.vvvvの使い方を提示するのではなくて,「vvvv使うとこんなことできるよー」的な感じ.
そもそも学ぶ動機がないとやってみよう!ってならないですよね.そのためにも採用実績とかは公開していった方がいいのかなーとか思います.
最近は世界中のパッチャーの作品やイベントでの採用実績などの報告が多く(結構有名どころのメーカー・イベントがvvvv,VLを使ったりしている),vvvv公式サイトのブログは頻繁に覗くようにしているのですがまだまだ日本は実績が少ない…!日本でもガンガン実績作って知名度上げていきたいですね.弊社コラボしてくれ頼む…
と思ってたら地味にHackDay2018の弊社ブースでvvvvで作った作品が体験できたのだった.シルエットでダンスを楽しむ「VANCE」という作品を展示していました.ヤフーブースだけどちゃんとCANDY CHUPS Lab.名義で出してもらったよ.
来年はvvvv本を出すのか
多分出しますし,ニッチのさらにニッチを突く本(VL徹底解説)とか出したいなーとぼんやり考えてます.でも冊子版は作らないかも.
あとは上記3冊を1冊にまとめたコンプリート版とかも出すと思います.これは冊子にすると思う.vvvv本だとやっぱりvvvvookが偉大な教科書的立ち位置なので,私が書いた本はサブ的に使ってもらえる本になればいいなーと考えてます.
おまけ
実は明日「U-30 Yahoo! JAPAN Tech Advent Calendar 2018」で私が書いた記事が公開されます.vvvvの話もちょっと出ますが,大枠としてはメディアアートとかビジュアルプログラミングについての話になります.
挿絵とかも頑張って書いたのでみてみてくださいね.
ではでは!