モノクロタイム

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ジェネラティブアート(普及版)読む・Part1

今日もジェネラティブアート読みました.Part1.

Chapter1 理論と実践

Chapter1は主にProcessingの使い方を解説しているような感じ.冒頭にちょっとだけジェネラティブアートに関する歴史が書いてあった.
元々ジェネラティブアートという言葉自体は1960年代からあったけど,コンピュータが登場して,(または一般大衆に広まって)多くの人が作品を作り出すためのツールを手に入れてから更に洗練された作品が生み出されてきた.けれどスバラシイのはそのコンピュータまたはツールではなくて,その根底にあるアルゴリズムだということ.本書で扱うツールがProcessingであるというだけで,アート作品を生み出すために使用する言語やツールは何だっていい.

Chapter2 アーティストのためのプログラミング言語

その後Processingに関する概要の説明が続く.この辺はまぁ,公式サイトや様々なブログで書かれていることと同じ.Processingに限らず,プログラミングにおいて必要なことも結構書かれてる.
これからプログラミングを始めたいと思っている人にはいいかもしれない.でも画像処理に関する専門用語が少しだけ出てきているので,画像処理に関する知識があればよりスムーズに読み進められると思う.
プログラミングに関する部分は,本の中身の中ではかなり少ないけれど必要な部分が凝縮されているので,手っ取り早くProcessingを始めたい人には丁度いい内容だと思う.でもProcessingで仕事をしたいと思っている人や,マジでジェネラティブアートでご飯食べたい人はコレ一冊では足りないと思う.Processingは技術書の数が少ない分開発者や先駆者が良書を出しているので,技術面を磨きたい場合はそれらをあわせ読みすると良い.

今回は書くことが少なかったけど,まあいいや.
Processingは本当に簡単で扱いやすい言語なので,プログラミングを手っ取り早く始めたい初心者勢にはオススメします.

ではでは〜