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モノクロタイム

I'm from the future!

ジェネラティブアート(普及版)読む・イントロダクション

読書日記 Processing

こんにちは,れいじです.
先日卒業論文発表会が終わりました.一区切りついたので,1月の忙しさがウソのようにまったりとした日々を過ごしています.
今週までSAのバイトが残っているので,来週から本格的に春休みです.

さて,先日こんな本を買いました.発表会が終わったら読もうと思い,開封を楽しみにしていました.

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

  • 作者: マット・ピアソン,Matt Pearson,久保田晃弘,沖啓介
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どうしても長期休暇は中だるみしてしまうので,研究を適度に進めつつ,新しいことを勉強していきたいと思います.
もう一冊Webデザインの本を買っているので,そっちも進めていきたいなあ.

イントロダクション

  • ジェネラティブアートは,機械を使って有機体を作るようなもの.
  • ジェネラティブアートは簡単
  • ジェネラティブアートをに必要なプログラミング言語の習得は障壁であると思ってはいけない,寧ろ近道である

リストi.1

void setup(){
  size(1200,600,P3D); // サイズは元が大きかったので少し変更
  background(150);
  stroke(0,50);
  fill(255,200);
  float xstart = random(10);
  float ynoise = random(10);
  translate(width/2,height/2,0);
  for(float y = -(height/8);y<=(height/8);y+=3){
    ynoise += 0.02;
    float xnoise = xstart;
    for(float x = -(width/8);x<=(width/8);x+=3){
      xnoise += 0.02;
      drawPoint(x,y,noise(xnoise,ynoise));
    }
  }
}

void drawPoint(float x, float y, float noiseFactor){
  pushMatrix();
  translate(x*noiseFactor*4,y*noiseFactor*4,-y);
  float edgeSize = noiseFactor * 26;
  ellipse(0,0,edgeSize,edgeSize);
  popMatrix();
}

リストi.1のコードを実行した結果
f:id:yomoyamareiji:20150205153516p:plain
f:id:yomoyamareiji:20150205153657p:plain
実行する毎にellipseが表示される位置が変わる
=形状も変わる
ellipseの集合によって凹凸ができているように見えて中々面白い

イントロダクションでは自然界の持つカオスと,コンピュータで示されるような秩序的な(または論理的な)事象を取り上げながら,両者の違いについて述べている.しかしジェネラティブアーティストは,相反する両者の特性を活かし合うことで新たなアートを生み出し,何かを美しくすることを目的としている.そしてジェネラティブアートの達人になることができれば,自分自身はプログラマーとアーティストの両者であるとみなすことができる.
ジェネラティブアートにおいて,コードは詩である.何故かと言うと,作品を形作るコードに正解とか間違いとかないから.(プログラミングの文法のことではない)
通常のプログラミングにおいて,予測不可能性は歓迎されないものであるが,ジェネラティブアートにおいての予測不可能性は寧ろ歓迎されるものである.

要約すると,
「自然界の予測不可能性を捉えアートにすることで,今までのアートには無い魅力や美しさを表現することが出来る.もちろんプログラミングの技術は必要になるけど,他のアートに比べれば大きな障壁ではないし,寧ろ言語が扱えれば色んな物を作ることが出来る.アートに正解とか間違いとか無いから,この本を読んで色々作品を作っていこう!」て事かな.

中々面白い本です.
Chapter1も読み進めよう.

イントロダクションに掲載されている作品を見ることが出来るサイト
Generative Art - AbandonedArt.org
marius watz: unlekker.net