モノクロタイム

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スミソニアン博物館が公開した3DモデルをUnityに持ってきてみた話。

こんにちは。れいじです。

 

スミソニアン博物館の運営するサイト「Smithsonian X 3D」が、収蔵品の3Dデータを公開したというニュースをTwitterで見ました。

スミソニアン博物館、収蔵品の3D プリンタ用データを無償配布。マンモスの複製も可能に - Engadget Japanese

これ、すごいですよね。記事の写真を見ただけで「ぅおお…」って声が出ました。マンモスの骨格とか見ないもんね。ゾウに角生やせばマンモスっぽくなるんじゃないの、とか思ってました。結構違うのね。

データ配布は3Dプリンタに入力する為なのですが、3Dプリンタに入力できるということはUnityにもimportできるでしょってな感じでやってみました。

(AR博物館を作ってみた、なんてことをやっていたので、本物の収蔵物で試してみたかったというのもありますが)

※データの用途は非営利目的の個人で、教育に用いるものに限定されています。

 

データのダウンロードは以下のURLから。

https://3d.si.edu/

データのダウンロードにはアカウントの登録が必要です。入力事項は多くないのですぐに作ることが出来ます。

今回私はこちらのマンモスのモデルをダウンロードしてみました。

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かっこいい!

データはzipにまとめられていて、中にはライセンスとstlファイルが入っています。

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このstlファイルが3Dデータです。

Unityはstlデータをそのまま読み込むことが出来ないので、他の3Dアプリケーションを使用して、Unityで利用できる3Dデータに変換してあげます。

私はBlenderを使ってデータをインポートし、.FBXに変換してエクスポートしました。

モデルの変換に関してはわかりやすく解説してある所があると思うので、ここは割愛。

ちなみに、Unityで利用できる3Dデータの種類としては.fbx, .obj, .dae, .3DS, .dxfです。

後は変換したファイルをUnityに読み込ませるだけです。

どーん

f:id:yomoyamareiji:20131124144337p:plain

できた。

データが大きい(ほぼ100MB)ので、Unityでの読み込みに結構時間がかかった。MBA(メモリ8GB,Corei5)で20分くらいかな。

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骨っぽさすげぇ!

 

まあ、モデルを眺めるだけならBlenderでもMayaでも何でもいいんだけどね…ww